テーマは『国際機関のガバナンスと選挙』です。

世界がコロナ対応に傾注する折、WHOはじめ国連専門・関係機関における中国の支配力が表面化しました。トップポストから任命ポスト、プロパー職員までを中国出身者や親中派が陣取ることで、国際場裡の表裏を操縦する試みが露見されます。

本日は高須幸雄・前国連事務次長をお招きし『国際機関の中立性・公平性と我が国のガバナンス』についてご高話を拝聴しました。

国際機関の“事務局”において、中立性・法の支配は大前提です。特定の国にとって有利な施策や国際標準へ誘導操作する事務局であってはなりません。

国際機関の健全な機能を維持するために、「我が国の有為な人的資源を国際機関の各層へどのように起用するか」の視点から、長期の人材育成・人事戦略を政府で一元的に所掌すること、そして、日本にとって要衝である機関のトップポスト獲得に向け進めていきたいと思います。

(けさの読売新聞に私のコメントが載っていました)

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