こんにちは。衆議院議員の中山のりひろです。
現在、衆議院において財務金融委員を拝命し金融財政を、内閣委員理事として内閣の重要政策や経済財政を中心に担当しております。
今次の国会では、私のライフワークである金融分野において、日銀の金融政策の市場への親和性、新規・成長企業へクラウドファンディングやベンチャーキャピタル等を通じたマネー供給のあり方、責任ある機関投資家としての原則(日本版スチュワードシップ・コード)について、議論を重ねていますて、議論を重ねています。
併せて、内閣が積極的に推し進める〝女性の活躍推進法〟〝マイナンバー(社会保障と税の共通番号)制度〟、時事的重要課題の〝サイバーセキュリティの構築〟〝ドローン(小型無人機)規制と利活用〟、さらに、カジノ施設を含む国際観光産業促進案、国家公安・警察行政等を審議させて頂いております。
日本は90年代はじめのバブル崩壊から四半世紀が経とうとしています。
私たちはバブルの後遺症を乗り越え、閉塞感をようやく脱し、景気経済は新たなステージへと進展しつつあります。その間、我が国は人口減少・超高齢社会が顕在化し、中国は経済超大国へと変貌し、冷戦終結後の安全保障環境も様変わりしました。
日本経済の成長の原動力は、少子化対策、女性や高齢者の方々が存分に活躍して頂くこと、介護・家事支援人材の拡充を体現していくことと一緒に、生産性を向上し、イノベーション(価値創造)を幾重にも生み出すことに他なりません。世界最高水準のICT(情報通信技術)を駆使し、あらゆるモノがインターネットでつながるインターネット・オブ・シングス(IoT)やビッグデータ解析、AI(人工知能)、そしてロボット、車の自動運転…イノベーションの展望は広がっています。
一方、このままではよくないと感じながら、解決していない政治課題があります。
『安全保障』と『財政健全化』と『社会保障』において、私たちの時代の責任を果たすのか、見合わすのか、方法はどうするか?
国際社会の和平に日本はどのように貢献すべきか?日本の防衛体系は適切か?
借金する体質をどう変えるか?積み上がった借金は管理できるか?
世代間や世代内の格差をどのように是正するのか?
日本が成長軌道を取り戻しはじめた今、長年躊躇していた肝心なことを次代に向けて、きちんと応えていきたいと存じます。