今次の岸田内閣において、国土交通副大臣をお陰様で再任致しました。
災害対策をはじめ国土保全、治水や水環境、公共交通・物流、不動産・建設・土地政策、住宅・鉄道・自動車等の分野を担当しています。くらしや経済の安全で快適な実空間の基盤を築き上げていく重責を力一杯努めて参る所存です。
皆様が留意されている、波状に猛威をふるう新型コロナ等のパンデミック、地震や気候変動による自然災害、そして不慮のインフレや金利上昇は、いつ重なってもおかしくありません。
複合的な危機に対応できる余力、冗長性(リダンダンシー)や回復への適応力(レジリエンシー)をどのように確保するかが、喫緊の課題です。企業のBCP(事業継続計画)対策は急がれていますが、生活や地域、社会保障、教育についても同様に考え、備えておくことがとても大切です。
また、国際社会において自由・プライバシーを蔑ろにする統治や人権・環境を軽視する経営と対峙し、デジタルはもとよりグリーン、科学技術政策、経済安全保障の視点から、我が国の価値観を元に外交を展開していかなければなりません。
皆様の健やかで自分らしい日常と機能的で持続可能な社会経済の実現に向けて、これからも精進して参ります。ご自愛の上、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。