昨年末の衆議院総選挙におきまして、皆々様のお蔭で、58,370票を賜り、初めての念願の議席を授かることができました。私自身、再び自民党が責任ある政権与党として、しっかりとした日本を取り戻す、その一員としてこの神奈川9区を代表して参加させていただく、その責任の重みを日々ひしひしと感じているところです。
皆様ご高承のとおり、衆議院は自公連立政権下で、法案が参議院で否決されたとしても再可決できる圧倒的多数を有することになりました。しかしながら、私はそれを誇る立場ではなく、真摯に地元での活動に邁進する思いです。
今夏には参議院選挙が迫り、そして11月には川崎市長選挙を控えています。磐石な保守地盤の確立を目指すとともに、多くの有権者から信認されるべく、引き続き汗をかかせて頂く所存です。
さて、安倍内閣は「経済再生」「震災復興」「危機管理」を掲げ、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略のいわゆる「3本の矢」を、今までと次元の異なるレベルで一体かつ強力に実行に移す次第です。
私たちは、東日本大震災からの復興を目に見えるかたちで大きく前進させるとともに、政策の基本哲学を、これまでのいわば「縮小均衡の分配政策」から「成長と富の創出の好循環」へと転換せねばなりません。これにより、長引く円高・デフレ不況から脱却し、イノベーションや新しい事業の創出により成長力が強化され、雇用と所得が拡大していく経済を目指しています。
私も、今国会から衆議院・財務金融委員ならびに内閣委員を拝命いたしました。
財務金融委員会は、国の財政運営や金融・経済情勢を司ります。金融政策における日銀との連携、短期的・中長期的な観点から真に必要な公共投資と財政収支の調和など、いま、もっとも我が国が苛まれている問題に取り組んでまいります。そして内閣委員会は、経済財政、規制緩和、危機管理、公務員制度改革をはじめ、自民党へ大きな期待をお寄せ頂いた政策課題を担当しています。いずれの委員も、日本再生に深く関わらせて頂くことのできる枢要な役割です。保守政党、改革政党である自民党の委員として、その視座からブレることなく、私のフィールドである金融・財政分野を中心に、皆様からお与え頂きましたこの重責を、全身全霊、誠心誠意、全ういたしてまいります。
何卒、今後とも倍旧のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

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