ルール形成戦略議員連盟(甘利明会長・中山展宏事務局長)が先般まとめました提言『デジタル人民元への対応について 〜通貨安全保障の視点から』を菅官房長官と麻生財務大臣へ申し入れしました。

基軸通貨体制、国際決済の体系、そして金融に付随するデータ駆動型世界への覇権的挑戦が始まっています。

中国人民銀行が発行準備するデジタル人民元は、国家資本主義の圏域をインフラ投資・アウトバウンド投資を通じ、抵抗力のないアフリカ諸国や太平洋島嶼国へ金融包摂とともに広げていくものと考えられます。

他方、フェイスブックが構想した通貨リブラは超国家のリベラルな世界共通のステーブルコインで、各国地域の規制当局・中央銀行からの金融政策は行き届きません。

通貨をめぐり、国家と、越境するプラットフォーマーとが非対称に対峙しています。

デジタル通貨は、それぞれの地域の経済速度に適応し、金融措置政策が浸透でき、個人情報はじめ生活データの保護規則を共有し、デジタル化への基盤技術を官民で作り上げていく国際環境を整えることが大切だと思います。 そこで、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の実用化に際し、経済安全保障の視座から、米国ならびに欧州との接合を我が国がリードしていくという提言を政府に申し入れました。

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