キャノングローバル研究所主幹・宮家邦彦氏をお招きし「国際機関におけるガバナンス・選挙の実状と我が国の対応策」についてご高話を頂きました。

本議連では、我が国とは価値観が異なる権威主義による覇権的外交戦略に対峙するためのルールや国際標準形成について議論しています。

近年、自国の価値観を拡張し国益を追求する最前線として、本来“中立・公平・透明性”が求められる国際機関や国際会議の事務機能を制御しようとする動きが顕著になってきています。

例えば、中国は自国の技術規格を国際標準化させる「中国標準2035」を2021年に向け策定するともに、中国人がトップを務める国連専門機関ITU(国際電気通信連合)においてインターネット監視が可能と考えられる中国企業ファーウェイ考案の新IP(インターネット・プロトコル)への変更を提示、またスマートシティ分野ではISO(国際標準化機構)ならびにIEO(国際電気標準会議)へ住民監視システムを実体化する国際規格を提案中です。

そこで今次、国際機関におけるガバナンスや我が国のプレゼンスの重要性を鑑み、日本にとって要衝である国際機関のトップポスト獲得に向け、閣僚級の経験やジェンダーの要素も必要となってきていることを踏まえ、政府の機能強化等について、提言の取りまとめをおこないました。

私たちは国際社会全体や地球市民全員へ寄与する国際機関の体系を構築したいと思います。

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